PRODUCT製品情報

RF、ミリ波、THz

SAGE Millimeterよりアンテナの新着情報が入りました。

【クアッド・リッジド・ホーン・アンテナ】

5 - 50 GHz SAV-0535031140-2F-U5-QR.pdf

4 - 40 GHz SAV-0434031428-KF-U5-QR.pdf

【デュアル・リッジド・ホーン・アンテナ】

14 - 110 GHz SAV-1431141535-1F-U5.pdf

4.5 - 50 GHz SAV-4525031429-2F-U5.pdf

4 - 40 GHz SAV-0434031427-KF-U5.pdf

6 - 67 GHz SAV-0636731522-VF-U5.pdf

SAGE Millimeterより新製品の新着情報が入りました。

【アイソレータ】

Gバンド フルバンド コンパクト アイソレータ

STF-05-S1-C.pdf

【同軸アダプタ】

SMPM(F) - 1mm(F) 同軸アダプタ

SCT-DF1F-UB.pdf

【ダウンコンバータ】

Wバンド ダウンコンバータ

STC-75311405-10-C1.pdf

【レンズアンテナ】

Uバンド レンズコレクテッド アンテナ

SAL-4036033005-188-S1.pdf

Marki Microwaveよりリミッターの新着情報が入りました。

【リミッター】

HLM-40 ハイパワー 40GHz リミッター

HLM-40U.pdf

DLM-10SM チューナブル ディファレンシャル リミッター

DLM-10SM.pdf

A-INFOよりアンテナの新着情報が入りました。

【アンテナ】

24.0 - 50.0GHz コルゲート・コニカル・ホーンアンテナ

LB-CH-28-20-T68.pdf

Marki Microwaveよりミキサーの新着情報が入りました。

【ミキサー】

NEW ULTRA-WIDE 2-22GHz MIXER AND 2-18GHz IQ MIXIER

MMIQ-0218L.pdf

MM1-0222H.pdf

MT3-0113SCQG.pdf

MQS-0218.pdf

Extronicsより新製品の新着情報が入りました。

iWAP XN3 Zone 2/Division 2 Universal Wireless Enclosure System

iWAP-XN3-brochure_web.pdf

X1231392Datasheet-iWAP-XN3Doc.pdf

Kaバンド帯ラジオメーターの改造

ラジオメータ改造例

K大エネルギー理研から、既存ラジオメーターの観測周波数帯域の拡大依頼を受けた。 改造点は、1)高磁場内で運用させるので磁場対策を施すこと。2)フィルタバンクと検波器を倍増すること。

 改造前のラジオメーターは鉄製ケース内にKaバンドのRFを導波管ミキサと局発のガン発振器からなるRFスーパーヘテロダイン回路により広帯域中間周波数に変換し、広帯域増幅器により、所定出力まで増幅後広帯域スプリッタで8分岐し、それぞれBPFの出力を広帯域同軸検波器により直流電圧に変換する構成である。改造点は、①現状ボックスに8CHから16CHに倍増すること。②現状の3電圧のDC電源入力端子に外部電源からケーブルで接続する構成から、内部にAC/DC電源を組み込み、AC100Vのみで動作させる(写真1)。検討結果の結果、現状のブックスではBPF+検波器の倍増は物理的に無理であることが判明した。そこで、16CH分のスプリッタ+BPF+検波器を鉄製ボックスに収容することとした(写真2~8)。検波器に入力されるレベルは低下するので、磁気擾乱の雑音対策の磁気シールドは、鉄製ボックスのほかに検波器のダイオードの部分に鉄ブロックで固定する構造とした。また、鉄製ボックスの幅は、19インチラックに収まるサイズにした。RF及びIFケーブルは最短距離になるように部品配置設計を行った。ケーブル、固定部材は低価格の既存の物を採用し組み立てた。検波器出力は、インピーダンス整合器も接続できるようなケーブル設計、機構設計を行った。

写真1 改造後のRF部ボックス内部

図1.png

写真2 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部前部

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写真3 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部前部パネル

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写真4 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部後方より

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写真5 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部組立中側面 磁気シールドブロックと検波器

図5.png

写真6 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部組立中側面 スプリンター固定構造

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写真7 改造後のIF SP+BPF+DETボックス内部組立中、左からSP、ケーブル、BPF、検波器

図7.png

シリーズ:特殊高周波回路の思い出 ~その2. 超再生受信機

再生受信回路は、真空管、トランジスター、電池が高価な時代、少数の増幅素子数個でスーパーヘテロダイン受信機並みの高感度を得る面白い回路である。超再生受信機の歴史は古く、軍用携帯真空管無線機の消費電力低減と電池、部材軽量化で開発された。我が国の放送ラジオ受信機の時代では、低コスト化の超再生に似た真空管再生受信機が実用していた。要は信号を負帰還でなく、正帰還させて利得をあげる特殊な回路である。筆者が子供のころの我が家にあった再生AMラジオ受信器は、感度を上げるためバリコンで帰還量を調整し、発振の手前で止めて放送を聞いていたことを覚えている。庶民が安価な放送ラジオ受信器を求める時代に実用した。ただスーパーヘテロダイン受信機に比べ欠点が多くやがて衰退した。超再生は、可聴周波数以上の低周波で発振させ、高周波正帰還再生増幅検波回路を発振状態と非発振状態にスイッチングするクエンチング (quenching) 動作させる回路。

筆者は学生時代にトランジスター2石で、携帯超再生放送ラジオ受信機を試作し、通学の電車内で放送波を聞き、高感度であることを体験した。しかし調整が微妙でかつ雑音が大きく実用的で無かったことを覚えている。 現在は、アマチュア無線家の試作や、超廉価の400MHz帯のRFを高感度に受信するMMICを搭載した特殊受信モジュール発売されている。

シリーズ:特殊高周波回路の思い出 ~その1. 注入同期ミリ波増幅器

発振器に信号を注入し、同期させ、注入電力より大なる出力を得る増幅器。 大出力高周波のトランジスター増幅が無い時代、ガン、インパットの2端子デバイスで大出力を実現する回路。ただ、帯域が狭く、入出力の線形性はない。信号は周波数変調信号か、位相変調に限る。筆者は、50GHzのガン発振器で実験したが、電源立ち上げ時に同期外れが生じやすく、上手くいかず製品化できなかった。

Marki Microwaveよりイコライザーの新着情報が入りました。

【パッシヴ GaAs MMIC 26.5 GHz イコライザー】

MEQ3-26AS.pdf

MEQ6-26AS.pdf

MEQ10-26AS.pdf

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